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ヨーロッパ(ドイツ国内外)のおすすめ展覧会情報 | MERZ

展覧会ハイライト2020 1月〜4月

1月

マルティン・キッペンベルガー 展
(Martin Kippenberger.1953~1997)
『Bitteschön Dankeschön』

リヒター、ポルケらに次ぐ世代として80年代ドイツアートシーンを牽引したキッペンベルガー。
会場には絵画、彫刻、写真、アーティストブック、ポスター、インスタレーション等多岐にわたる作品群およそ360点が並ぶ。2013年のハンブルガーバーンホフ美術館(ベルリン)の個展以来となる大規模な回顧展。


期間:2019年11月1日〜2020年2月16日
場所:Bundeskunsthalle / ボン
https://bundeskunsthalle.de/kippenberger.html

展示風景


池田 亮司 展 (Ryoji Ikeda.1966~)
『DATA-VERSE』

パリと京都を拠点に活動するメディアアーティスト、池田亮司の展覧会がドイツはヴォルフスブルクで開催中。
昨年、ヴェベチアビエンナーレの企画展にも出展された『DATA-VERSE 1』、さらには『DATA-VERSE 2』という巨大プロジェクションを用いた2点のサウンドビジュアルインスタレーションが展示されている。

期間:2019年12月7日〜2020年3月29日まで
場所:ヴォルフスブルク美術館/ヴォルフスブルク
https://www.kunstmuseum-wolfsburg.de/ausstellungen/ryoji-ikeda-data-verse/


レン・ハン 展 (Ren Hang.1987~2017)
『Love, Ren Hang』

性をタブーとする中国で親しい友人たちをモデルにした男女のヌードを撮り続け、2017年に29歳という若さで自らの命を絶った中国出身の写真家レン・ハン。
本展は150点以上の作品からなるドイツで初めてのレン・ハン展となる。

期間:2019年12月7日〜2020年2月29日
場所:C/O Berlin / ベルリン
https://www.co-berlin.org/exhibitions/love-ren-hang


2月

デイビッド・ホックニー 展 (David Hockney.1937~)
『Die Tate zu Gast』

イギリスで最も重要なアーティストの一人、デイビッド・ホックニーの展示がハンブルクで開催される。
画家、素描家、グラフィックデザイナーとしてのこれまでの仕事を振り返るとともに、ホックニーの代表作『The First Marriage』 『Mr and Mrs Clark』 『 Percy and My Parents』もあわせて展示される。

期間:2月1日〜5月10日まで 9月13日まで
場所:Bucerius Kunst Forum / ハンブルク
https://www.buceriuskunstforum.de/ausstellungen/david-hockney-die-tate-zu-gast/

展示風景


ヤン・ファン・エイク展 ( Jan Van Eyck.1390~1441)
『Eine optische Revolution』

初期フランドル派を代表する画家ヤン・ファン・エイク過去最大の展覧会がベルギーはゲントで開催。
わずか20点ほどしか現存しないと言われているヤン・ファン・エイクの作品のうち約半数(9点)が集い、中世後期の画家たちの作品(約100点)と共に展示される。


期間:2月1日〜4月30日まで
場所:Museum voor Schone Kunsten / ゲント
https://vaneyck2020.be/en/


ミカ・ロッテンバーグ展 (Mika Rottenberg.1976~)

期間:2月8日〜5月10日まで
場所:シュプレンゲル美術館/ハノーファー
https://www.sprengel-museum.de/ausstellungen/archiv/mika-rottenberg


ゲルハルト・リヒター展 (Gerhard Richter.1932~)
『Neue Zeichnungen 2017-2019』

ドイツ現代絵画を牽引する画家、ゲルハルト・リヒター。この展覧会では2017年から2019年にかけて描かれたドローイング68点が展示予定。リヒターの出身地でもあるドレスデン、この美術館ではリヒター専用の展示室を設け、充実したペインティングのコレクションも観ることができる。

期間:2月9日〜5月3日まで 8月16日まで
場所:Albertinum / ドレスデン
https://gerhard-richter-archiv.skd.museum/ausstellungen/gerhard-richter-neue-zeichnungen-2017-bis-2020/
ゲルハルト・リヒター過去記事


スティーヴ・マックイーン 展 (Steve McQueen.1969~)

現在は映画監督としても活躍するロンドン出身のアーティスト、スティーヴ・マックイーン。
ロンドンでの大規模な展示は1999年にターナー賞を受賞した時以来だそう。
この展示では8mmカメラで撮った最初の短編映画を含む主要な映像作品、写真、立体作品などが展示予定。

期間:2月13日〜5月11日まで
場所:テートモダン/ロンドン
https://www.tate.org.uk/whats-on/tate-modern/exhibition/steve-mcqueen


FANTAS­TI­SCHE FRAUEN 展

シュルレアリエルズムの女性アーティストに焦点を当てた大規模な展覧会がフランクフルトで開催。
メレット・オッペンハイム、ルイーズ・ブルジョワ、フリーダ・カーロら34人の国際的なアーティスト
による約260点の作品(絵画、ドローイング、彫刻、写真、映像)が展示される。

期間:2月13日〜5月14日まで 7月5日まで
場所:シルン美術館/フランクフルト
https://www.schirn.de/ausstellungen/2020/fantastische_frauen/


JETZT! JUNGE MALEREI IN DEUTSCHLAND 展

ドイツを拠点に活動する1970年代後半から80年代の若手ペインター約60人によるペインティングの展覧会。
クオリティーはともかくドイツのペインティングの”今”を俯瞰的に見れるような内容。
日本でいうVOCA展に近いが日本と違って抽象絵画が多数を占める。

期間:2月14日〜5月17日まで 8月9日まで
場所:Deichtorhallen/ハンブルク
https://www.deichtorhallen.de/ausstellung/malereijetzt

ボン美術館 展示風景


ドイツ美大 オープンスタジオ
『Rundgang / Jahresausstellung』

ドイツの美大では年に一度、オープンスタジオ形式の学祭が開催される。
展示はほぼ全学生が参加しているのでドイツの美大に興味がある人には特におすすめ。
ベルリン、ミュンヘンなどの美大は夏開催。

デュッセルドルフ芸術アカデミー『Rundgang 』
期間:2月5日〜9日
https://www.kunstakademie-duesseldorf.de/die-akademie/rundgang/
デュッセルドルフ芸術アカデミー『Rundgang 2019』過去記事

ハンブルク美術大学 HFBK『 Jahresausstellung』
期間:2月7日〜9日
https://www.hfbk-hamburg.de/de/aktuelles/jahresausstellung/
HFBK『 Jhresausstellung 2019』過去記事


ライプツィヒ美術大学 HGB『Rundgang 』
期間:2月13日〜16日
https://www.hgb-leipzig.de/hochschule/kalender/641


シュテーデルシューレ Städelschule『Rundgang 』
期間:2月14日〜16日
https://www.staedelschule.de/de/calendar

デュッセルドルフ芸術アカデミー『Rundgang 2019』


3月

アンディー・ウォーホル 展 (Andy Warhol.1928~1987)

期間:3月12日〜9月6日
場所:テートモダン/ ロンドン
https://www.tate.org.uk/whats-on/tate-modern/exhibition/andy-warhol

期間:10月10日〜2021年2月21日
場所:ルートヴィッヒ美術館/ケルン


クリスト&ジャンヌ・クロード展 (Christo.1935~)
『l’Arc de Triomphe, Wrapped』

これまで数々の建造物を梱包してきたクリスト。この秋にはパリのエトワール凱旋門を梱包する大規模なプロジェクトがいよいよ現実のものとなる。当初ポンピドゥセンターの個展と同時開催の予定だったが春に巣をつくるチョウゲンボウを保護するため、プロジェクトは秋に延期となったそう。
本展はそのプレ展覧会ということになる。

期間:3月18日〜6月15日まで 7月1日〜10月19日まで
場所:ポンピドゥセンター/パリ
https://www.centrepompidou.fr/cpv/agenda/event.action?param.id=FR_R-c0a1759d-b14c-4969-988e-286f48305c75&param.idSource=FR_E-5d4cd406-038e-4c4c-a77d-3266b293a2dd


Norbert Schwontkowski 展 (1949~2013)
『Some of my Secrets』

ドイツ、ブレーメンを拠点に活動した画家 Norbert Schwontkowski 。先日、ボン美術館の個展で初めてこの画家のことを知り、ドイツにこんな詩的で視覚的な絵を描く画家がいるんだなといたく感銘を受けた。
この展示はボン、ブレーメンの後はオランダのデン・ハーグに巡回する。絵画好きの方には特にオススメ。

期間:3月21日〜8月2日まで
場所:ブレーメン美術館/ブレーメン
https://www.kunsthalle-bremen.de/de/view/exhibitions/exb-page/schwontkowski-2020

ボン美術館 展示風景


4月

シンディー・シャーマン展 (Cindy Sherman.1954~)

美術史や映画の登場人物に扮しながら男性優位社会における画一化した女性性を描き出し、写真表現、フェミニズムアートの新たな地平を切り開いてきたシンディー・シャーマン。
ヨーロッパでの過去最大の回顧展がルイ・ヴィトン財団美術館で開催される。

期間:4月1日〜8月31日まで
場所:ルイ・ヴィトン財団美術館 /パリ

ハンブルガーバーンホフ 展示風景


ピーター・フィッシュリ展(Peter Fischli.1952~)

期間:4月25日〜7月5日まで 9月12日から年末まで
場所:ブレゲンツ美術館/オーストリア
https://www.kunsthaus-bregenz.at/exhibitions/preview/peter-fischli/?L=1

Peter Fischli David Weiss 展 Sprüth Magers ギャラリー


カタリーナ・グロッセ展 (Katharina Grosse.1961~)

00年代以降のベルリンを代表するアーティスト、カタリーナ・グロッセの個展がハンブルガーバーンホーフのメインホールで開催される。これまでキャンバスの枠を超えて数々の大規模インスタレーションを手がけてきたグロッセ。美術館の巨大ホールをどのように「絵画」へと変容させるのか期待が高まる。

期間:4月26日〜10月4日まで 6月14日〜2021年1月10日まで
場所:ハンブルガーバーンホーフ美術館/ベルリン
https://www.smb.museum/ausstellungen/detail/katharina-grosse.html
カタリーナ・グロッセ過去記事

Wunderbild , 2018
National Gallery in Prague (プラハ国立美術館)


アートケルン 2020

ドイツ国内の主要ギャラリー他、国外のメガギャラリーも多数出展するドイツ最大、最古のアートフェア。

期間:4月23日〜4月26日
新型コロナのため9月に延期
11月19日〜11月22日まで

場所:Koelnmesse / ケルン
http://www.artcologne.de
アートケルン2019過去記事

アートケルン 2019 会場風景

展覧会ハイライト 2019 下半期 →

Nami
2015よりドイツ在住。現在はドイツの美大に在学中。 主に絵画のことについて。