ウクライナ侵攻に対するロシアアート界の反応
ロシアによるウクライナ侵攻に対してロシア国内でも抗議活動が広がっている。
今年の4月に開催するヴェネチア・ビエンナーレ、国別パビリオンで出展が予定されていたロシア館がビエンナーレの参加辞退を発表。ロシア館キュレーターのRaimundas Malašauskasはソ連時代を過ごしたウクライナ人としてこのプロジェクトを継続することはできないと述べ「この戦争は政治的にも感情的にも耐え難い」と声明を出した。
同じくロシア館代表アーティストのAlexandra SukharevaとKirill Savchenkovも「ミサイル攻撃で民間人が死に、ウクライナ国民が防空壕に隠れ、ロシアのデモ隊が鎮圧されているときに、アートの居場所はない。」とSNSで共同の声明を発表している。
一方、主催のヴェネチア・ビエンナーレは公式サイトで「この勇気ある行動に完全な連帯を表明する」とし、続けて「ビエンナーレは、芸術と文化の中で人々が出会う場所であり続け、対話と平和を妨げるために暴力を行使するすべての人々を非難する。」と、平和を呼びかけている。
There is no place for art when civilians are dying under the fire of missiles, when citizens of Ukraine are hiding in shelterswhen Russian protesters are getting silenced. As a Russian-born I won’t be presenting my work at Russian pavilion at Venice Biennale.
https://www.facebook.com/alexandra.sukhareva/posts/10216857595512636
ミサイル攻撃で民間人が死に、ウクライナ国民が防空壕に隠れ、ロシアのデモ隊が鎮圧されてときに、アートの居場所はないのです。ロシアで生まれた私は、ヴェネチア・ビエンナーレのロシア館で作品を発表しません。
Alexandra Sukhareva, Kirill Savchenkov
また、ロシア国内では一部の美術館も閉鎖に追い込まれている。モスクワの私立美術館、ガレージ現代美術館は、この戦争が続く限り、展覧会を開催しないという明確な反戦の意思を示した。
「このような出来事が起こっているときに、正常であるという幻想を支持することはできません。ガレージは、常にさまざまな声に開かれた国際的な美術館です。私たちは、分断を生み、孤立を生み出すようなあらゆる行為に断固として反対します。私たちは、戦争によって分断されていない、より大きな世界の一部なのです。」
ロシアのパンクバンド・アクティビストグループのプッシー・ライオット(Pussy Riot)はウクライナの民間団体のために、NFTによる資金調達プロジェクトを始動。ウクライナ国旗のNFTを販売し、その売上は、最も効果的で透明性のあるウクライナの慈善・ボランティア活動、Come Back Aliveのために利用される予定だという。
関連ツイート
美術館・ギャラリーの2Gルール解除
最新情報
ドイツ政府は3月20日までにCovid-19の制限を段階的に緩和していく計画を発表。
3月4日よりドイツ全域の美術館、小売店での2Gルール廃止(代わりにFFP2マスク着用を義務化)を予定しており、それに先立ち、ベルリンでは2月18日から美術館、ギャラリー(小売店)などの2Gルールが解除された。
3月4日からはレストラン、ホテルにおける2Gプラスルールが3Gルールに緩和され、長らく閉鎖していたクラブは2Gプラスルールにコロナテストを付けた形(代わりにマスク着用義務の廃止)で再開 が可能となる。
2Gプラスルール
ワクチン接種者(geimpfte)、感染からの快復者(genesene)でも陰性証明、もしくはブースター接種証明の提示が必要。
2Gルール
ワクチン接種者(geimpfte)、または感染からの快復者(genesene)の証明が必要。
3Gルール
ワクチン接種者(geimpfte)、感染からの快復者(genesene)、陰性証明 (getestete)、いずれかの証明が必要。
Kunsthalle Berlinに対する抗議
テンペルホーフ空港跡地(ベルリン)、旧格納庫に新しくできた私設のアートスペース『Kunsthalle Berlin』。その設立者であり、ボンの民間芸術文化財団(Stiftung für Kunst und Kultur e. V.)代表のWalter Smerling、並びに同アートスペースに対して、アーティストたちがボイコットの声を呼びかけている。同スペースでは現在、フランス人アーティスト、Bernar Venetの大規模な展覧会が開催中だがKunsthalle Berlin(ベルリン美術館)という聞きなれない名称に驚いた人も多いのではないか。
財団に対するアーティスト、市民の抗議は、昨夏に開催されたヨーロッパを拠点に活動する90人のアーティストによるグループ展「Diversity United」に端を発する。
同展覧会は「多様性」をテーマにした展覧会にも関わらず、運営委員会の12人はすべて白人男性で構成され、現在、ウクライナ侵攻を指揮するロシアのプーチンが後援になるなど、政治や企業の利権に絡んだプロジェクトであること、また、ドイツ外務省から100万ユーロという多額の資金(ナショナルギャラリーの予算よりも多い)を受け取っていることなど、展覧会における不透明な運営が明るみとなった。
ベルリンの市民やアーティストの求めているアートシーンのあり方に反したこのプロジェクトは現在、モスクワで開催されており、その後パリへの巡回が決まっているが、参加アーティストのうち10人以上が既に出展辞退を申し入れているという。(ロシアのウクライナ侵攻のためモスクワでの展覧会は中止、パリへの巡回も取り止めとなった。)
更に現在、同財団が企画したBernar Venetの展覧会においては、私設のスペースでありながら『Kunsthalle Berlin』という公的な名称を流用していることが問題視され、日増しに抗議の声が強まっている。
一連の抗議行動を受けて、Walter Smerlingは現在、この名称が「間違い」であったことを認め、変更する意思を表明している。
アンゼルム・キーファー
Diversity United 展 2021年
近年はアートフェアに使用されているテンペルホーフの旧格納庫スペース。Walter Smerlingはアートスペースとして2年間の賃貸契約を締結(ちなみにスペースの老朽化と、それに伴う莫大なランニングコストのため、「貧しい」ベルリンが公費で長期的にこの広大なスペースを運営することはほぼ不可能)したが、こうした公共空間の私的利用に対してヴォルフガング・ティルマンス、ヒト・シュタイエルといった多くのアーティストが異議を唱えている。
ゲルハルト・リヒター生誕90年記念展覧会がドイツ各地で開催
2月9日で90歳の誕生日を迎えたゲルハルト・リヒター。ドイツ各地でリヒターの誕生日を祝う展覧会が開催中。
日本でも6月から東京国立近代美術館で、10月から豊田市美術館でゲルハルト・リヒター展が開催予定。
『ビルケナウ』|K21(デュッセルドルフ) : 2021年12月18日~2022年4月24日
『ポートレート』|Albertinen(ドレスデン) : 2月5日~5月1日
『アーティストブック』|新ナショナルギャラリー(ベルリン) : 2月10日~5月29日
『コレクションから』|ルートヴィッヒ美術館(ケルン) : 2月1日~5月1日
ゲルハルト・リヒター『アーティストブック』展|新ナショナルギャラリー(ベルリン)
トレイラー
ヴォルフガング・ティルマンスの大規模な展覧会がMoMAで開催
ドイツを代表する写真家、ヴォルフガング・ティルマンス(1968~)の大規模な展覧会がこの秋、ニューヨーク近代美術館(MoMA)で開催される。ティルマンスは1990年代初頭、若者やポップカルチャーを撮影した写真と展示空間に対する革新的なアプローチで知られるようになり、2000年には写真家としてはじめてターナー賞を受賞、現代アートにおいて最も重要なアーティストの一人に数えられるうようになった。
本展では過去40年間の写真、ビデオ、マルチメディア・インスタレーションなど約350点の展示を予定している。
現在ウィーンで開催中のヴォルフガング・ティルマンス展
ニューヨーク近代美術館
『Wolfgang Tillmans: To look without fear』
会期 : 2022年9月12日から12月31日
https://www.moma.org
ギャラリー・ウィークエンド・ベルリン
参加ギャラリー・アーティストを発表
ギャラリー、neugerriemschneider
18回目の開催を迎える春の一大イベント、ギャラリー・ウィークエンド・ベルリン。ブルース・ナウマン|Konrad Fischer Galerie、オスカー・ムリーリョ|Galerie Isabella Bortolozzi、ヴォルフガング・ライプ|Buchmann、アイ・ウェイウェイ|neugerriemschneiderなど、52のギャラリーが参加する。
会期: 4月29日~5月1日
https://www.gallery-weekend-berlin.de/journal/save-the-date-gallery-weekend-berlin-2022/
参加ギャラリー/アーティスト
【Guido W. Baudach】
Jürgen Klauke
【Galerie Isabella Bortolozzi】
Oscar Murillo
【BQ】
Dirk Bell
【Galerie Buchholz】
Trisha Donnelly, Martin Wong
【Buchmann】
Wolfgang Laib
【Capitain Petzel】
Sanya Kantarovsky
【carlier I gebauer】
Nida Sinnokrot
【ChertLüdde】
Petrit Halilaj & Alvaro Urbano with Annette Frick
【Mehdi Chouakri】
John M. Armleder, Charlotte Posenenske, Sol LeWitt, Peter Roehr
【Contemporary Fine Arts】
Francesca Facciola
【 Crone Berlin】
Hamlet Lavastida
【Dittrich & Schlechtriem】
Yalda Afsah, Julian Charrière, Albrecht Dürer, Francisco de Goya, Andreas Greiner, Jenna Sutela, Analisa Teachworth, Jol Thoms, Sung Tieu, Jonas Wendelin
【Ebensperger】
Lea Draeger, Otto Muehl
【Efremidis】
Michelle Grabner, Günther Förg
【Eigen + Art】
Martin Groß, Lauren Lee McCarthy
【Konrad Fischer Galerie】
Bruce Nauman
【Lars Friedrich】
Hans-Christian Lotz
【Galerie Friese】
Horst Antes
【Galerie Michael Haas】
Anton Henning
【Heidi】
Joan Jonas
【Max Hetzler】
Jérémy Demester, Günther Förg, Thomas Struth
【Galerie Judin】
Philipp Fürhofer
【Kewenig】
Bernd Koberling
【Kicken Berlin】
Klaus Rinke
【Klemm´s】
Adrian Sauer
【Noah Klink】
Taslima Ahmed
【Klosterfelde Edition】
Lena Henke
【KOW】
Anna Boghiguian
【König Galerie】
Xenia Hausner, Zhanna Kadyrova
【Kraupa-Tuskany Zeidler】
Pieter Schoolwerth
【alexander levy】
Egor Kraft
【Meyer Riegger】
Eva Koťátková,Meret Oppenheim
【Neu】
Louis Fratino
【neugerriemschneider】
Thomas Bayrle, Ai Weiwei
【Michel Majerus Estate】
Joseph Kosuth, Michel Majerus, K.R.H. Sonderborg
【Galerie Nordenhake】
John Zurier
【Peres Projects】
Shuang Li, Stanislava Kovalcikova
【Plan B】
Adrian Ganea
【PSM】
Marilia Furma
【Schiefe Zähne】
Matthias Groebel
【Esther Schipper】
David Claerbout
【Galerie Thomas Schulte】
Allan McCollum, Matt Mullican
【Société】
Conny Maier
【Soy Capitán】
Rachel Youn
【Sprüth Magers】
Sterling Ruby
【Sweetwater】
Luzie Meyer
【Galerie Barbara Thumm】
El Hadji Sy
【Tanja Wagner】
Anna Witt
【Galerie Barbara Weiss】
Ser Serpas
【Wentrup】
Gerold Miller
第59回ヴェネチア・ビエンナーレ『The Milk of Dreams』
参加アーティスト発表
Selbstportrait, 1937-1938
レオノーラ・キャリントン (Leonora Carrington.1917~2011)
Fantastic Women展(2020年):シルン美術館(フランクフルト)
4月23日に開幕する第59回ヴェネチア・ビエンナーレ、そのメイン展示「The Milk of Dreams」に参加するアーティストが発表された。
アーティストは前回83組より大幅に増えて58カ国から213組が選出。そのうち女性が大半を占め(男性21人)、物故作家が95人という例年にない構成となった。参加アーティストにはミリアム・カーン、ナン・ゴールディン、バーバラ・クルーガー、ローズマリー・トロッケルといった国際的に活躍するアーティストから、ナショナルギャラリー賞2021の受賞者サンドラ・ムジンガ(Sandra Mujinga)、昨年schinkel pavillonでHRギーガーと共に展示したミレ・リー(Mire Lee)など近年活躍する若手アーティストまで幅広く名を連ねる。
展覧会タイトル「The Milk of Dreams」は出展アーティストの一人であり、シュルレアリストのレオノーラ・キャリントンの出版物から引用されたもので、本展は「身体の表現とその変容」「個人とテクノロジーの関係」「身体と地球のつながり」という3つのテーマを設け、合計約1400点の作品を展示予定。
また、トワイヤン、メレット・オッペンハイムといったシュルレアリスムのアーティストやバウハウスで学んだアーティスト兼デザイナー、マリアンネ・ブラント(1892-1983)と写真家、ゲートルード・アルント(1903-2000)など、これまで男性の影に隠れていた女性の「主人公」に焦点を当てた「タイムカプセル」の企画も予定しており、男性視点で書かれてきた美術史の正典をジェンダー、フェミニズムの視点から新たに問い直そうという挑戦的な主張も示されている。
参加アーティスト
1. Noor Abuarafeh
(1986~.エルサレム/オランダ)
2. Carla Accardi
(1924~ 2014.イタリア)
3. Igshaan Adams
(1982~.南アフリカ)
4. Eileen Agar
1899,ブエノスアイレス – 1991,ロンドン)
5. Monira Al Qadiri
(1983~,セネガル/ベルリン)
6. Sophia Al-Maria
(1983~,USA/ロンドン)
7. O’zlem Altın
(1977~,ドイツ/ベルリン)
8. Marina Apollonio
(1940~,イタリア)
9. Gertrud Arndt
(1903,ポーランド~ 2000,ドイツ)
10. Ruth Asawa
(1926 ~2013,USA)
11. Shuvinai Ashoona
(1961~.ヌナブト)
12. Belkis Ayón
(1967~1999.キューバ)
13. Firelei Báez
(1981~,サンチアゴ/USA)
14. Felipe Baeza
(1987~,メキシコ/ USA)
15. Josephine Baker
(1906,USA ~1975,パリ)
16. Djuna Barnes
(1892 – 1982,USA)
17. Mária Bartuszová
(1936プラハ~1996,スロバキア)
18. Benedetta
(1897~1977,イタリア)
19. Mirella Bentivoglio
(1922,オーストリア – 2017, イタリア)
20. Merikokeb Berhanu
(1977~,エチオピア/USA)
21. Tomaso Binga
(1931~,イタリア)
22. Cosima von Bonin
(1962~,ケニア/ドイツ)
23. Louise Bonnet
(1970~,スイス/USA)
24. Marianne Brandt
(1893~1983,ドイツ)
25. Kerstin Brätsch
(1979~,ハンブルク/NY)
26. Dora Budor
(1984~,クロアチア/USA)
27. Eglė Budytytė
(1981~,リトアニア)
28. Liv Bugge
(1974~ ,ノルウェー)
29. Simnikiwe Buhlungu
(1995~,南アフリカ/アムステルダム)
30. Miriam Cahn
(1949~,スイス)
31. Claude Cahun
(1894,フランス– 1954, UK)
32. Elaine Cameron-Weir
(1985〜,カナダ/NY)
33. Milly Canavero
(1920~2010,イタリア)
34. Leonora Carrington
(1917,UK – 2011,メキシコ)
35. Regina Cassolo Bracchi
(1894~1974, イタリア)
36. Ambra Castagnetti
(1993~,イタリア )
37. Giulia Cenci
(1988~,イタリア/アムステルダム)
38. Giannina Censi
(1913~1995,イタリア)
39. Gabriel Chaile
(1985~,アルゼンチン/ポルトガル)
40. Ali Cherri
(1976~,レバノン/パリ)
41. Anna Coleman Ladd
(1878 ~1939, USA )
42. Ithell Colquhoun
(1906,インド – 1988,UK)
43. Myrlande Constant
(1968~,ハイチ)
44. June Crespo
(1982~,スペイン)
45. Dadamaino
(1930 – 2004, イタリア)
46. Noah Davis
(1983~ 2015,USA )
47. Lenora de Barros
(1953~,サンパウロ)
48. Valentine de Saint-Point
(1875,フランス~1953,エジプト)
49. Lise Deharme
(1898~1980, フランス)
50. Sonia Delaunay
(1885,ウクライナ~1979, フランス)
51. Agnes Denes
(1931~,ハンガリー/NY)
52. Maya Deren
(1917,ウクライナ~1961,NY)
53. Lucia Di Luciano
(1933~,イタリア)
54. Ibrahim El-Salahi
(1930~,スーダン/UK)
55. Sara Enrico
(1979~,イタリア)
56. Chiara Enzo
(1989~,イタリア)
57. Andro Eradze
(1993~,グルジア)
58. Jaider Esbell
(1979~,ブラジル)
59. Jana Euler
(1982~,ドイツ/ベルギー)
60. Minnie Evans
(1892~1987, USA)
61. Alexandra Exter
(1882,ポーランド~1949, フランス)
62. Jadé Fadojutimi
(1993~,ロンドン)
63. Jes Fan
(1990~,NY/香港)
64. Safia Farhat
(1924~2004.チュネジア)
65. Simone Fattal
(1942~,シリア/パリ)
66. Célestin Faustin
(1948~1981, ハイチ)
67. Leonor Fini
(1907, ブエノスアイレス~ 1996, パリ)
68. Elsa von Freytag-Loringhoven
(1874,ポーランド~1927, パリ)
69. Katharina Fritsch
(1956~,ドイツ)
70. Ilse Garnier
(1927,ドイツ~2020, フランス)
71. Aage Gaup
(1943~2021,ノルウェー)
72. Linda Gazzera
(1890, イタリア~1942, サンパウロ)
73. Ficre Ghebreyesus
(1962, エリトリア~2012, USA)
74. Elisa Giardina Papa
(1979~イタリア/NY)
75. Roberto Gil de Montes
(1950~, メキシコ)
76. Nan Goldin
(1953~,USA)
77. Jane Graverol
1905ベルギー~1984, フランス)
78. Laura Grisi
(1939ギリシャ~ 2017イタリア)
79. Karla Grosch
(1904, ドイツ~1933,イスラエル)
80. Robert Grosvenor
(1937~, USA)
81. Aneta Grzeszykowska
(1974~,ポーランド)
82. Sheroanawe Hakihiiwe
(1971~,ベネズエラ)
83. Florence Henri
(1893NY~1982,フランス)
84. Lynn Hershman Leeson
(1941~, USA)
85. Charline von Heyl
(1960~,ドイツ/NY)
86. Hannah Höch
(1889~1978,ドイツ)
87. Jessie Homer French
(1940~, USA)
88. Rebecca Horn
(1944~, ドイツ)
89. Georgiana Houghton
(1814,スペイン– 1884, ロンドン)
90. Sheree Hovsepian
(1974~,イラン/NY)
91. Tishan Hsu
(1951~, USA)
92. Marguerite Humeau
(1986~,フランス/ロンドン)
93. Jacqueline Humphries
1960~, USA
94. Kudzanai-Violet Hwami
(1993~,ジンバブエ/ロンドン)
95. 池田龍雄
(1928~2020, 日本)
96. Saodat Ismailova
(1981~, ウズベキスタン/パリ)
97. Aletta Jacobs
(1854~1929, オランダ)
98. Geumhyung Jeong
(1980~,韓国)
99. Charlotte Johannesson
(1943~,スウェーデン)
100. Loïs Mailou Jones
(1905~ 1998,USA )
101. Jamian Juliano-Villani
(1987~,USA)
102. Birgit Jürgenssen
(1949 – 2003,ウィーン)
103. Ida Kar
(1908, ロシア~1974, ロンドン)
104. Allison Katz
(1980~,カナダ/ロンドン)
105. Bronwyn Katz
(1993~,南アフリカ)
106. Kapwani Kiwanga
(1978~, カナダ/パリ)
107. Kiki Kogelnik
(1935~1997,オーストリア)
108. Barbara Kruger
(1945~, USA)
109. 工藤哲巳
(1935~1990, 日本)
110. Gabrielle L’Hondelle Hill
(1979~, カナダ)
111. Louise Lawler
(1947~, USA)
112. Carolyn Lazard
(1987~,USA)
113. Mire Lee
1988~, 韓国/アムステルダム)
114. Simone Leigh
(1967~, USA)
115. Hannah Levy
(1991~, NY)
116. Tau Lewis
(1993~, カナダ/NY)
117. Shuang Li
(1990~, 中国/ベルリン)
118. Liliane Lijn
(1939~, NY/ロンドン)
119. Candice Lin
(1979~, USA )
120. Mina Loy
(1882, UK ~1966, USA)
121. Antoinette Lubaki
(1895,コンゴ ~ ? )
122. LuYang
(1984~,上海)
123. Zhenya Machneva
(1988~, ロシア)
124. Baya Mahieddine
(1931~1998, アルジェリア)
125. Maruja Mallo
(1902~1995,スペイン )
126. Joyce Mansour
(1928,UK ~1986, パリ)
127. Britta Marakatt-Labba
(1951~,スウェーデン)
128. Diego Marcon
(1985~,イタリア)
129. Sidsel Meineche Hansen
(1981~,デンマーク/ロンドン)
130. Maria Sibylla Merian
(1647, ドイツ~1717, アムステルダム)
131. Vera Molnár
(1924~, ハンガリー/パリ)
132. Delcy Morelos
(1967~, コロンビア)
133. Sister Gertrude Morgan
(1900~1980,USA )
134. Sandra Mujinga
(コンゴ/ベルリン)
135. Mrinalini Mukherjee
(1949~2015, インド)
136. Nadja
(1902~1941,フランス)
137. Louise Nevelson
(1899, ウクライナ~1988, NY)
138. Amy Nimr
(1898, エジプト~1974, パリ)
139. Magdalene Odundo (1950~,ケニア/UK )
140. Precious Okoyomon
(1993~, ロンドン/NY)
141. Meret Oppenheim
(1913, ベルリン~ 1985, バーゼル)
142. Ovartaci
(1894~1985,デンマーク)
143. Virginia Overton
(1971~,USA )
144. Akosua Adoma Owusu
(1984~,USA )
145. Prabhakar Pachpute
(1986~, インド )
146. Eusapia Palladino
(1854~1918,イタリア)
147. Violeta Parra
(1917~1967, チリ)
148. Rosana Paulino
(1967~,サンパウロ)
149. Valentine Penrose
(1898, フランス~1978, UK )
150. Elle Pérez
(1989~, NY)
151.Sondra Perry
(1986~, USA)
152. Solange Pessoa
(1961~,ブラジル)
153. Thao Nguyen Phan
(1987~, ベトナム)
154. Julia Phillips
(1985~, ドイツ)
155. Joanna Piotrowska
(1985~,ワルシャワ/ロンドン)
156. Alexandra Pirici
(1982~, ルーマニア)
157. Anu Põder
(1947~2013, エストニア)
158. Gisèle Prassinos
(1920, イスタンブール~2015, パリ )
159. Christina Quarles
(1985~,USA)
160. Rachilde
(1860~1953, フランス)
161. Janis Rafa
(1984~, アテネ/アムステルダム)
162. Alice Rahon
(1904~,フランス~1987, メキシコ)
163. Carol Rama
(1918~2015, イタリア)
164. Paula Rego
(1935~, ポルトガル/ロンドン)
165. Edith Rimmington
(1902 ~1986, UK )
166. Enif Robert
(1886~1974,イタリア)
167. Luiz Roque
(1979~,ブラジル)
168. Rosa Rosà
(1884, ウィーン~1978, イタリア)
169. Niki de Saint Phalle
(1930, フランス~ 2002, USA)
170. Giovanna Sandri
(1923~ 2002, ローマ)
171. Pinaree Sanpitak
(1961~,バンコク)
172. Aki Sasamoto
(1980~,日本/NY)
173. Augusta Savage
(1892~1962, USA)
174. Lavinia Schulz and Walter Holdt
(1896~1924, ドイツ)
175. Lillian Schwartz
(1927~, USA)
176. Amy Sillman
(1955~ , USA)
177. Elias Sime
(1968~, エチオピア)
178. Marianna Simnett
(1986~,ロンドン/ベルリン)
179. Hélène Smith
(1861~1929,スイス)
180. Sable Elyse Smith
(1986~, USA )
181. Teresa Solar
(1985~, マドリード)
182. Mary Ellen Solt
(1920~ 2007, USA)
183. P. Staff
(1987~, UK/ USA )
184. Sophie Taeuber-Arp
(1889~1943, スイス)
185. Toshiko Takaezu
(1922~2011, USA )
186. Emma Talbot
(1969~, UK )
187. Dorothea Tanning
(1910~ 2012, USA)
188. Bridget Tichenor
(1917,パリ~ 1990,メキシコ)
189. Tecla Tofano
(1927, イタリア~1995, ベネズエラ)
190. Josefa Tolrà
(1880 – 1959,スペイン)
191. Tourmaline
(1983~, USA)
192. Toyen
(1902, プラハ~1980, パリ)
193. Rosemarie Trockel
(1952~, ドイツ)
194. Wu Tsang
(1982~, USA/チューリッヒ)
195. Kaari Upson
(1970~2021,USA)
196. Andra Ursuta
(1979~,ルーマニア/NY)
197. Grazia Varisco
(1937~, ミラン)
198. Remedios Varo
(1908,スペイン – 1963, メキシコ)
199. Sandra Vásquez de la Horra
(1967~, チリ/ベルリン)
200. Marie Vassilieff
(1884, ロシア~1957, フランス)
201. Cecilia Vicuña
(1948~, チリ/NY)
202. Nanda Vigo
(1936~ 2020, ミラン)
203. Marianne Vitale
1973~, USA
204. Raphaela Vogel
(1988~, ドイツ)
205. Meta Vaux Warrick Fuller
(1877 ~1968, USA )
206. Laura Wheeler Waring
(1887~1948, USA)
207. Ulla Wiggen
(1942~,ストックホルム)
208. Mary Wigman
(1886~1973, ドイツ)
209. Müge Yilmaz
(1985~, イスタンブール/アムステルダム)
210. Frantz Zéphirin
(1968~, ハイチ)
211. Zheng Bo
(1974~, 中国/香港)
212. Unica Zürn
(1916, ベルリン~1970, パリ)
213. Portia Zvavahera (1985~, ジンバブエ)
第59回ヴェネチア・ビエンナーレ
『The Milk of Dreams』
キュレーターはハイラインアート(NY)のディレクター兼チーフキュレーターのCecilia Alemani(ヴェネチア・ビエンナーレの歴史上、イタリア人女性のキュレーターは今回が初めて)
会期 : 2022年4月23日~11月27日
https://www.labiennale.org/en/art/2022