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Travel around Art :ドイツ・ベルリンアート情報 - Part 3

ドイツ国内展覧会ハイライト2022『1月~3月』

ゲルハルト・リヒター Ema (Akt auf einer Treppe) 1966年
ルートヴィヒ美術館(ケルン)コレクション

ドイツ美大オープンスタジオ、ヴォルフガング・ティルマンス展、ゲルハルト・リヒター生誕90年記念展など、ドイツ国内(とウィーン)で開催中の展覧会、1月から3月にかけて開催予定の展覧会を紹介する。

パンデミック下の入場規制
オミクロン株の拡大に伴い、今年に入ってドイツ全土で飲食店における2Gプラスルール(ワクチン接種者(geimpfte)や感染からの快復者(genesene)であっても、店内飲食の際にブースター接種または陰性証明の提示が必須)が適用された。美術館やギャラリー入場の際には今のところ2Gルール(ワクチン接種者or快復者のみ入場可)が適用されているものの、美大のオープンスタジオやオープニング、イベントなど人が集まる場所では2Gプラスの証明が必要なことが多い。


ドイツ美大 オープンスタジオ
『Rundgang / Jahresausstellung』

ドイツの美大では年に一度、オープンスタジオ形式の学内展が開催される。展示はほぼ全学生が参加しているのでドイツの美大に興味がある人には特におすすめ。ベルリン、ミュンヘンなどの美大は夏開催。

ハンブルク美術大学
Hochschule für bildende Künste Hamburg 
『Jahresausstellung 2022』

会期: 2月11日~2月13日 (2Gプラス)
https://hfbk-hamburg.de/de/aktuelles/jahresausstellung/

Jahresausstellung 2022


ライプツィヒ美術大学
Die Hochschule für Grafik und Buchkunst Leipzig 
『Rundgang of HGB 2022』

会期: 2月10日~2月13日 (2Gプラス)
https://www.hgb-leipzig.de/en/academy/calendar/1179


デュッセルドルフ芸術アカデミー
Kunstakademie Düsseldorf 
『Rundgang 2022』

会期: 2月16日~2月20日 (2G)
https://www.kunstakademie-duesseldorf.de/die-akademie/rundgang/

Sommer Rundgang 2021


シュテーデルシューレ
Städelschule
『Rundgang 2022』

会期: 2月18日~2月20日 (2Gプラス)
https://staedelschule.de/de/calendar/rundgang-2022

Rundgang 2020


Kunstpalast |デュッセルドルフ

『エレクトロ : クラフトワークからテクノまで』
ELECTRO. Von Kraftwerk bis Techno

100年以上の電子音楽の歴史とアートの接点を包括的に紹介するドイツでは過去に類を見ない展覧会がクンストパラストで開催。「電子音楽」というジャンルを、300以上の展示品や体験型の展示を通して多角的に照らし出し、ハイライトとなるクラフトワークの作品からテクノまで電子音楽の歴史を概観する。

出展アーティスト・ミュージシャン・デザイナー
1024 Architecture, Daft Punk, Agnes Dahan, Laurent Garnier, Andreas Gursky, Haqq, Jean-Michel Jarre, Jacob Khrist, Kraftwerk, Christian Marclay, Mouse on Mars, Tina Paul, Bruno Peinado, Marie Staggat, Karlheinz Stockhausen, Gisèle Vienne, Sasha Waltz.

会期: 12月9日~5月15日
https://www.kunstpalast.de/electro


mumok |ウィーン

ヴォルフガング・ティルマンス(Wolfgang Tillmans.1968~)
『Schall ist flüssig』

1990年代以降、同世代で最も重要なアーティストの一人として、写真表現を牽引してきたヴォルフガング・ティルマンス。ポップカルチャーやクラブカルチャーの若者たちを撮影した初期の作品群、ポートレート、インテリア、風景、静物、抽象イメージ、宇宙… 、更に37カ国で撮影した建築を扱ったビデオ作品、ミュージックフィルムなど、これまでの仕事から最新作までティルマンスの全貌を紹介する。

会期: 12月12日~4月24日
https://www.mumok.at/de/node/185945


Schinkel Pavillon|ベルリン

H・R・ギーガー&ハンス・ベルメール
HR Giger & Hans Bellmer

映画『エイリアン(1979年)』の造形デザインを手掛けたH・R・ギーガー(1940~2014)とドイツ人シュルレアリスト、ハンス・ベルメール(1902~1975)の展覧会がSchinkel Pavillonで開催。
ナチスが理想とする新古典主義の「アーリア人像」への抵抗として人体を変形させたエロティックな身体を発表し、アンドレ・ブルトンをはじめとする多くのシュルレアリストに受け入れられたハンス・ベルメール。彼に影響を受けたと明言するギーガーもまた、幻想的な暗黒世界を描き、ベルメール同様に当時の美学や道徳観に挑戦し続けた。
本展では両者に共通する「抵抗する身体」をテーマにギーガーの代表的な彫刻、初期の絵画、ドローイングとベルメールのグラフィック、写真作品を紹介する。

会期: 1月22日~3月20日
https://www.schinkelpavillon.de

展示風景


K21|デュッセルドルフ

ゲルハルト・リヒター
(Gerhard Richter.1932〜)
『Birkenau-Zyklus』

アウシュビッツ・ビルケナウ強制収容所の囚人が密かに撮影した4枚の写真を出発点に描かれたゲルハルト・リヒターの『ビルケナウ』シリーズ(2014年)。最初の段階でキャンバスに忠実に描き写された写真のイメージは、ホロコーストという主題における表象の難しさから、後に上から絵具で塗りつぶされ、最終的には4点の大きな抽象絵画へと帰結している。
ゲルハルト・リヒターの作品のなかでもとりわけ重要な本作は、4枚の灰色の鏡と、もととなった絶滅収容所の写真とともに、反射・参照・言及によって紐づく空間的なインスタレーションとして現在、K21で展示されている。
(その後ビルケナウシリーズは東京国立近代美術館で6月7日から開催されるゲルハルト・リヒター展にも展示予定。)

会期: 2021年12月18日~2022年4月24日
https://www.kunstsammlung.de/de/exhibitions/gerhard-richter

Augsburger Diözesanmuseum 2020年


ルートヴィッヒ美術館|ケルン

ゲルハルト・リヒター
『Sammlungspräsentation zum 90. Geburtstag von Gerhard Richter』

ケルンを拠点に長年活動してきたゲルハルト・リヒター。ルートヴィッヒ美術館には初期の代表的なフォトペインティングである『Ema』(1966年)や1971-72年のヴェネツィア・ビエンナーレへの出展作である『48 Portraits』などリヒターの重要な作品が何点も収蔵されている。本展ではリヒターの90歳の誕生日を記念して、美術館コレクションの中からポートレート、抽象絵画、ガラス、鏡の作品などを展示する。

会期: 2月1日~5月1日
https://www.museum-ludwig.de/de/ausstellungen/gerhard-richter-sammlungspraesentation.html


Albertinum|ドレスデン

ゲルハルト・リヒター
『Portraits. Glas. Abstraktionen』

ゲルハルト・リヒターの出生地であるドレスデンではリヒターの90歳の誕生日(2月9日)を記念して、3つの作品群『ポートレート・ガラス・抽象』約40点からなる展覧会が開催。

会期: 2月5日~5月1日
https://gerhard-richter-archiv.skd.museum/gerhard-richter-portraits-glas-abstraktionen/


新ナショナルギャラリー|ベルリン

ゲルハルト・リヒター
『Gerhard Richter Künstlerbücher』

ゲルハルト・リヒターの最初のアーティストブックは、1966年にシグマー・ポルケとのコラボレーションで制作された。それ以来、リヒターにとって本という媒体は作品や自身のアーティストとしてのイメージを理解するために、欠かせないものとなっている。
リヒターの90歳の誕生日に際して開催される本展は「アーティストのイメージ」「偶然のイメージ」「写真のイメージ」の3つのテーマで構成。これまであまり注目されることのなかったアーティストブックという側面からリヒターの思考、ものの見方を考察する。

会期: 2月10日~5月29日
https://www.smb.museum/museen-einrichtungen/neue-nationalgalerie/ausstellungen/detail/gerhard-richter-kuenstlerbuecher/


新ナショナルギャラリー|ベルリン

アンヌ・テレサ・ドゥ・ケースマイケル
(Anne Teresa De Keersmaeker.1960~)

『Rosas. Dark Red』

ベルギーのブリュッセルを拠点に長きにわたって国際的に活躍するコンテンポラリーダンスカンパニー「ローザス」。
これまでパリのルーブル美術館、ケルンのコロンバ、バーゼルのバイエラー財団で公演されたローザスの『ダーク・レッド』シリーズでは、美術館の建築空間との対話を通してダンス、音楽、彫刻、建築の相互的なパフォーマンスを披露してきた。
振付家、アンヌ・テレサ・ドゥ・ケースマイケルが呼吸をモチーフに考案した新ナショナルギャラリーのための『ダーク・レッド』が4日間限定で公演される。

会期: 3月24日~3月27日
https://www.smb.museum/museen-einrichtungen/neue-nationalgalerie/ausstellungen/detail/anne-teresa-de-keersmaeker-rosas-dark-red/

アンヌ・テレサ・ドゥ・ケースマイケル/Rosas X “Dark Red Beyeler” 2020年
バイエラー財団美術館


ボン美術館

マリア・ラスニック (Maria Lassnig.1919~2014)
『Wach bleiben』

オーストリアを代表する画家、マリア・ラスニック(1919~2014)は数多くの自画像やポートレートを通して自身や他者の身体への認識といった実存的な問題と向き合い、絵画における身体表象を探求してきた。ボン美術館では、「言語と非言語」、「写真と絵画」といったテーマに沿って約40点の作品を展示する。

会期: 2月10日~5月8日
https://www.kunstmuseum-bonn.de/de/ausstellungen/maria-lassnig/

Ausschnitt aus: Maria Lassnig, “Du oder ich” (2005), Öl auf Leinwand, Foto: Gerd Mörsch während der Wiener Ausstellung im MUMOK (2009) © Maria Lassnig VG-Bildkunst


シュテーデル美術館|フランクフルト

アンドレアス・ミューエ(Andreas Mühe.1979~)
『Stories of Conflict』

ドイツ新世代の写真表現を牽引するアンドレアス・ミューエの展覧会がフランクフルトで開催。
社会の亀裂、暴力、ドイツ人のアイデンティティ、自身と家族の歴史… 。社会的、歴史的、政治的なテーマを扱い、多大な費用と労力をかけて、大判カメラでドラマチックに演出した作品群。シュテーデル美術館では過去作から最新作まで45点の作品を紹介する。

会期: 2月16日~6月18日
https://www.staedelmuseum.de/de/ausstellungen/andreas-muehe

アンドレアス・ミューエ展 Deichtorhallen Hamburg 2017年


グロピウス・バウ|ベルリン

ダヤニータ・シン(Dayanita Singh.1961~)
『Dancing with my Camera』

写真表現において先駆的な活動を続けてきたインド出身の写真家ダヤニータ・シン。
チーク材でできた家具のような構造体に、自身の写真イメージを自由に入れ替え、組み合わせ、アーカイヴすることができる編集可能な移動式の「美術館」を考案し、インドの社会問題を捉えた作品シリーズなどを発表。本展では初期の作品から主要作品、グロピウス・バウのために特別に作られた作品など、これまでの活動を包括的に紹介する。

会期: 3月18日~8月7日
https://www.berlinerfestspiele.de/de/berliner-festspiele/programm/bfs-gesamtprogramm/programmdetail_366042.html

Dayanita Singh, Museum of Chance, 2013
© Dayanita Singh


旧ナショナルギャラリー|ベルリン

ポール・ゴーギャン(Paul Gauguin.1848~1903)
『Why Are You Angry?』

植民地時代のエキゾチシズムやエロティシズムといった概念とゴーギャン作品の関係を考察する本展。
Angela Tiatia (ニュージーランド/オーストラリア), Yuki Kihara (サモア/日本) 、Nashashibi/Skaer (イギリス)、 Henri Hiro (ポリネシア)といった現代のアーティストの作品を並置し、ポストコロニアルの視点からゴーギャン自身が作り上げた「野生のアーティスト」の神話を検証する。

会期: 3月25日~7月10日
https://www.smb.museum/museen-einrichtungen/alte-nationalgalerie/ausstellungen/detail/paul-gauguin-why-are-you-angry/

Tahitianische Fischerinnen  1891年


ブンデスクンストハレ|ボン

シモーヌ・ド・ボーヴォワール
Simone de Beauvoir (1908~1986)
『Das andere Geschlecht』

1949年、作家であり思想家でもあるシモーヌ・ド・ボーヴォワールは西洋諸国における女性の状況を論じた『第二の性』を発表。性的イニシエーション、レズビアンの愛、中絶といったタブーを扱ったこの書籍は当時、批判と敵意の的となり大きなスキャンダルを巻き起こした。女性学やジェンダー研究の基礎となり、後世のフェミニストに多大な影響を与えることとなったこの本はどのようにして生まれたのか。
本展では、実存主義の哲学が新しい基準を打ち立てた戦後のパリで、この作品が生まれた経緯をたどり、女性運動における「フェミニズムのバイブル」の意義と受容を紹介する。

会期: 3月4日~10月16日
https://www.bundeskunsthalle.de/ausstellungen/index.html

人は女に生まれるのではない、女になるのだ
On ne naît pas femme. On le devient.

ベルリン展覧会ハイライト『Berlin Art Week 2021』

一年のなかでベルリンのアートシーンが最も盛り上がりを見せる一週間、ベルリン・アート・ウィーク。今年は美術館、大型イベント以外は事前予約、陰性証明不要のところがほとんどで去年の同時期と比べると規制がかなり緩和された印象。
今回の記事ではベルリン・アート・ウィークの注目展覧会と、アートウィーク枠外のおすすめ展覧会(『31: Women』展、ネオ・ラオホ展、ヘンリケ・ナウマン展)を紹介する。(展覧会概要は後々追記していく予定)


Wilhelm Hallen

HALLEN #2
『Yes to all』

去年に引き続き、第二回目となるWilhelm Hallenの展覧会プロジェクト『Yes to all』。旧製鉄所の広大な廃墟空間で8つのギャラリー(Alexander Levy, ChertLüdde, Klemm’s, KOW, Kraupa-Tuskany Zeidler, Plan B, HUA International, PSM)から50人以上のアーティストの作品が展示される。

会期 : 9月15日~19日
事前予約、要陰性証明orワクチンパス
https://wilhelm-hallen.de

展示風景


ケーニッヒギャラリー

MISA DISCOVERIES

ケーニッヒギャラリー主催のアートフェア『MISA』。ギャラリー・アート・ウィークの一環で開催される『MISA DISCOVERIES』ではドイツではまだあまり知られていない新世代のアーティスト19人を紹介する。

会期 : 9月9日~9月19日
一般 : 10ユーロ
https://misa.art/collections/vip-preview-misa-discoveries

MISA#3


haubrok foundation

Judith Hopf (1969~)
『 LUFT』

会期 : 9月12日~10月30日
要陰性証明orワクチンパス
https://haubrok.org/besuch/


PalaisPopulaire

『Artists of the Year 2021』

ヴィクター・マン(2014)、田中功起(2015)といった国際的に活躍するアーティストも過去に受賞してきたドイツ銀行主催の「アーティスト・オブ・ザ・イヤー」。10周年の今年は、はじめて3人のアーティストが同時受賞。Maxwell Alexandre(1990~.ブラジル)、Conny Maier(ドイツ)、Zhang Xu Zhan(1988~.台湾)の作品が展示される。

会期 : 9月15日~2月7日
https://palaispopulaire.db.com/Exhibitions/current-exhibition/artist-of-the-year

展示風景 Conny Maier


『Ways of Seeing Abstraction』

ドイツ銀行コレクションから「抽象」に焦点を当てた作品168点を紹介。14カ国47人のアーティストによる多様な作品が一堂に会する。

出展アーティスト
Markus Amm, Rana Begum, Otto Boll, Kerstin Brätsch, Cabrita, Ernst Caramelle, Carlos Cruz-Diez, Adriana Czernin, Helmut Federle, Gunther Förg, Günter Fruhtrunk, Franziska Furter, Rupprecht Geiger, Katharina Grosse, Pedro Paiva, Erwin Heerich, Bernhard Härtter, Daniel Hunziker, Jürgen Jansen, Olav Christopher Jenssen, Jennie C. Jones, Kapwani Kiwanga, Imi Knoebel, Tadaaki Kuwayama, Thomas Locher, Fabian Marti, Bernd Minnich, Wilhelm Müller, Nima Nabavi, Erin O´Keefe, Albert Oehlen, Susanne Paesler, Blinky Palermo, Jorge Pardo, Georg Karl Pfahler, Charlotte Posenenske, Lothar Quinte, Gerhard Richter, Peter Roehr, Ulrich Rückriem, Fred Sandback, Karin Sander, Kai Schiemenz, Richard Serra, Dieuwke Spaans, Ulrich Wendland, Claudia Wieser, Beat Zoderer

会期 : 3月27日~2022年2月7日
https://palaispopulaire.db.com/Exhibitions/current-exhibition/ways-of-seeing-abstraction

展示風景 Kerstin Brätsch


Neuer Berliner Kunstverein(n.b.k.)

Tomas Schmit (1946~2006)
Retrospektive

1960年代初頭にジョージ・マチューナスが提唱した、ブルジョワ芸術に対抗する前衛芸術の動向フルクサス。
初期の頃から運動に関わり、フルクサスの形成に大きな役割を果たしたトーマス・シュミットの回顧展がn.b.k.で開催。

会期 : 9月15日~2022年1月23日
https://www.nbk.org/ausstellungen/aktuell.html

展示風景


ハンブルガーバーンホフ現代美術館

『Preis der Nationalgalerie 2021』

ハンブルガーバーンホーフ現代美術館で隔年開催されるドイツ在住、40歳以下の若手アーティストを対象にしたアワード Preis der Nationalgalerie(ナショナルギャラリー賞)。ハンブルガーバーンホーフではノミネートされた4組のアーティストによる展覧会が開催。10月7日には2021年のPreis der Nationalgalerie受賞者が発表される。前回受賞者、Pauline Curnier Jardinの個展も9月19日まで。

Lamin Fofana(ベルリン在住)
Calla Henkel & Max Pitegoff(デュオ) (アメリカ、1988~,1987~. ベルリン在住)
Sandra Mujinga(コンゴ民主共和国、1989~.ベルリン、オスロ在住)
Sung Tieu (ベトナム、1987~. ベルリン在住)

会期 : 9月16日~2022年2月27日
事前予約制
https://preisdernationalgalerie.de/png-21-shortlist/

展示風景 Sung Tieu


ヨーゼフ・ボイス
『Von der Sprache aus』

会期 : 9月19日まで
要事前予約
https://www.smb.museum/en/exhibitions/detail/starting-from-language/

Pauline Curnier Jardin
『Fat to Ashes』

会期 : 9月19日まで
要事前予約
https://www.smb.museum/en/exhibitions/detail/pauline-curnier-jardin/

Pauline Curnier Jardin 展示風景


Akademie der Künste

『NOTHINGTOSEENESS 』
Leere/Weiß/Stille

「Leere(空虚)」「Weiß(白)」「Stille(静寂)」、とそれに関連する物質性と非物質性の違いに焦点を当てた『NOTHINGTOSEENESS 』。音と静寂、充実感と空虚感、複雑さと単純さ、意味と無意味さの関係をテーマに、国際的に活躍する75名のアーティストの作品が展示される。

参加アーティスト

Peter Ablinger, Absalon, Frank Badur, Mirosław Bałka, Rosa Barba, Gerhard Bohner, George Brecht, Trisha Brown, Klaus vom Bruch, Günter Brus, John Cage, Enrico Castellani, Rutherford Chang, Max Dax, Ulrike Draesner, Maria Eichhorn, Olafur Eliasson, Ulrich Erben, Ceal Floyer, Lucio Fontana, Sam Francis, Katharina Fritsch, Heinz Gappmayr, Jochen Gerz, Raimund Girke, Eugen Gomringer, Gotthard Graubner, Katharina Grosse, Hans Haacke, Marcia Hafif, David Hammons, Oskar Holweck, Stephan Huber, Alfonso Hüppi, Pierre Huyghe, Ray Johnson, Isaac Julien, Ellsworth Kelly, Per Kesselmar, Astrid Klein, Yves Klein, Harald Klingelhöller, Bernd Koberling, Christina Kubisch, Raimund Kummer, Mark Lammert, Henning Lohner, Inge Mahn, Piero Manzoni, Joseph Marioni, Sara Masüger, Reiner Maria Matysik, Bruce Nauman, Yoko Ono, Roman Opałka, David Ostrowski, Nam June Paik, Otto Piene, Thomas Rentmeister, Bridget Riley, Robert Ryman, Karin Sander, Hanns Schimansky, Michael Schirner, Gregor Schneider, Jan J. Schoonhoven, Nina Schuiki, George Segal, Qiu Shihua, Strawalde, Mark Tobey, James Turrell, Günther Uecker, Timm Ulrichs, Lothar Wolleh

会期 : 9月15日~12月12日
事前予約制
https://www.adk.de/de/programm/?we_objectID=62812


Julia Stoschek Collection

『A FIRE IN MY BELLY』

アメリカのアーティスト、David Wojnarowiczの未完の映画から引用した展覧会タイトル『A FIRE IN MY BELLY』。エイズが流行した80年代、社会的不公正と抑圧に満ちた社会に直面し、抵抗したWojnarowiczの作品をはじめ、「暴力」や「喪失」をテーマに様々な世代から集められた30人以上のアーティストの作品が展示される。

出展アーティスト
Sophia Al-Maria, Peggy Ahwesh, Monica Bonvicini, Bernadette Corporation, Paul Chan, Thomas Demand, Maria Anna Dewes, Karl Wilhelm Diefenbach, Marcel Dzama, Trisha Donnelly, Tracey Emin, Brock Enright, Cyprien Gaillard, Barbara Hammer, Leila Hekmat, Anne Imhof, Arthur Jafa, Rindon Johnson, Zoe Leonard, Klara Lidén, Adam McEwen, Ana Mendieta, Asier Mendizabal, Colin Montgomery, Nandipha Mntambo, Adrian Piper, Laure Prouvost, Rob Pruitt, Robin Rhode, Bunny Rogers, Marianna Simnett, Jack Smith, P. Staff, caner teker, Kandis Williams, David Wojnarowicz

会期 : 2月2日~12月12日
https://www.jsc.art/exhibitions/a-fire-in-my-belly


Zeiss-Großplanetarium

『The New Infinity 2021』

会期 : 9月17日~19日
https://www.berlinerfestspiele.de/de/the-new-infinity/start.html


Haus am Waldsee

トニー・クラッグ(Tony Cragg.1949~)
『DRAWING AS CONTINUUM』

ヴッパータールとベルリンを拠点に活動に活動するイギリスの彫刻家、トニー・クラッグ。本展では世界的な成功を収めているアーティストのペーパーワークに焦点を当て、ドローイング、リトグラフ、水彩画など200点以上の作品を発表する。

会期 : 9月17日~2022年1月9日
https://hausamwaldsee.de/aktuell/


Berlinische Galerie 

アリシア・クワデ(Alicja Kwade .1979~)
『In Abwesenheit』

人体を構成する化学元素を24個のガラス製アンプルに入れた「自画像」。自身のDNAを解析し、314,000枚の紙に印刷した大規模なインスタレーション。スチール製の巨大なリングに取り付けられた24個のスピーカーから展示空間に鳴り響くクワデの鼓動。人間とその肉体は空間と時間の中でどのように存在しうるのか。『In Abwesenheit(不在のなかで)』をテーマにしたアリシア・クワデの展覧会が開催。

会期 : 9月18日~2022年4月4日
オープニング : 9月17日 : 18時~22時
https://berlinischegalerie.de/ausstellung/alicja-kwade/


フェルディナント・ホドラー(Ferdinand Hodler.1853~1918) 

会期 : 9月10日~2022年1月17日
https://berlinischegalerie.de/ausstellung/ferdinand-hodler/


マルティン・グロピウス・バウ

Thea Djordjadze(1971~)
『all building as making』


考古学者ハインリッヒ・シュリーマンの考古学的発見物を展示するため、1881年に設計されたグロピウス・バウのシュリーマン・ホール。歴史的なホールの文脈に紐づけた仮設的な彫刻インスタレーションなど、ベルリンを拠点に活動するグルジア人アーティスト、Thea Djordjadzeによるベルリン初の組織的な展覧会がグロピウス・バウで開催。

会期 : 9月18日~2022年1月16日
事前予約制
https://www.berlinerfestspiele.de/de/berliner-festspiele/programm/bfs-gesamtprogramm/programmdetail_299733.html


Schinkel Pavillon

HR GIGER & MIRE LEE

スイス出身の画家・デザイナー・造形作家のH・R・ギーガー(1940~2014)と韓国のアーティストMire Lee(1988~)の作品を組み合わた展覧会がSchinkel Pavillonで開催。
リドリー・スコットの映画『エイリアン』の造形デザインで、一躍世界にその名を轟かせたH・R・ギーガー。本展では初期のシュルレアリスム的な油彩画、ドローイング、彫刻、そして未発表の日記など、包括的に作品を紹介し、シュルレアリストとしてのギーガーに再び光を当てる。
対するMire LeeはSchinkel Pavillonのために制作したキネティック彫刻のインスタレーションを展示。ダークでグロテスクなギーガーの人物像、セクシャリティ、身体性、テクノロジーを内包したMire Leeの彫刻。両者の作品がSchinkel Pavillonの展示空間のなかで邂逅する。

会期 : 9月18日~2022年1月2日
オープニング : 9月17日 : 19時〜
要陰性証明orワクチンパス(オープニングのみ)
https://www.schinkelpavillon.de/de/exhibition/h-r-giger-mire-lee

展示風景


Gallery Weekend *Discoveries

5月に引き続き、今年2回目となるギャラリー・ウィークエンド。「ニュー・ディスカバリー」をテーマに多くの参加ギャラリーが、まだそのギャラリーで展覧会をしたことのないアーティストを紹介する。
Galerie Buchholz/ピーター・フィッシュリ、Galerie Isabella Bortolozzi(EDEN EDEN)/ジェイ・チュン&キュウ・タケキ・マエダ、neugerriemschneider/トマス・サラセーノ、Konrad Fischer Galerie/ヴォルフガング・ライプ、Max Hetzler/ジュリアン・シュナーベルなど約50のギャラリーが参加。

9月17日、18日 : 11時~19時
https://www.gallery-weekend-berlin.de/journal/discoveries-2021-galleries-and-artists/

ケーニッヒギャラリー  Daniel Arsham展


KINDL – Zentrum für zeitgenössische Kunst

 Alexandra Bircken (1967~)
『Fair Game』

細胞膜、器官、衣服など内と外の境界線としての「皮膚」をメインテーマに制作するAlexandra Bircken(ミュンヘン芸術アカデミー教授)。KINDLのkesselhausで大規模なインスタレーションが実現。

会期 : 9月18日~2022年5月15日
オープニング : 9月18日: 14時~22時
9月18日のみ要事前予約
https://www.kindl-berlin.de/bircken


Tatjana Doll(1970~)
『Was heißt Untergrund?』

会期 : 9月18日~2022年2月27日
https://www.kindl-berlin.de/doll


Brücke-Museum

ARS VIVA 2022

ドイツ在住の35歳以下の若手アーティストを対象にしたアワード『Ars-Viva-Preis』。推薦された55人のアーティストの中から3人のアーティストが受賞。Tamina Amadyar(1989~.アフガニスタン)、Lewis Hammond(1987~.UK)、Mooni Perry(1990~.韓国)による展覧会がブリュッケ美術館で開催。

会期 : 9月19日~11月28日
オープニング : 9月18日 : 12時~20時
要陰性証明orワクチンパス(オープニングのみ)
https://www.bruecke-museum.de/en/programm/ausstellungen/1343/ars-viva-2022-in-dialogue-with-the-brcke-museums-collection


Kunsthaus Dahlem

ヘンリケ・ナウマン (Henrike Naumann.1984~)
『Einstürzende Reichsbauten』

会期 : 8月8日~11月28日
https://kunsthaus-dahlem.de/ausstellung/henrike-naumann-einstuerzende-reichsbauten/


Daimler Contemporary

『31: Women』
(Exhibition Concept after Marcel Duchamp, 1943)

ペギー・グッゲンハイムとマルセル・デュシャンがキュレーションを行った、アメリカ初の女性アーティストの展覧会「Exhibition by 31 Women」(1943年)と「The Women」(1945年)。Daimler Contemporaryでは、そのオマージュとして『31: Women』と題された展覧会を開催。Daimlerのコレクションからミニマリズム、ZERO、初期のフェミニズム作品など、国際的なアーティストによる60点の作品を紹介する。

出展アーティスト

Anni Albers,Leonor Antunes,Ilit Azoulay,Anna Beothy Steiner,Amit Berlowitz,Madeleine Boschan,Max Cole,Mary Corse,Dadamaino,Ulrike Flaig,Andrea Fraser,Dominique Gonzalez-Foerster,Beate Günther,Marcia Hafif,Isabell Heimerdinger,Tamara K.E.,Sonia Khurana,Annu Palakunnathu Matthew,Kazuko Miyamoto,Charlotte Moorman,Zanele Muholi,Nnenna Okore,Silke Radenhausen,Berni Searle,Lerato Shadi,Efrat Shvily,Natalia Stachon,Katja Strunz,Adejoke Tugbiyele,Amalia Valdés,Andrea Zittel

会期 : 9月26日まで
https://art.daimler.com

展示風景


Gutshaus Steglitz

ネオ・ラオホ(Neo Rauch.1960~)
『Der Beifang』

新ライプツィヒ派を代表する画家、ネオ・ラオホ。作家の個人コレクションから2000年以降に制作された紙媒体の油彩画を展示。

会期 : 3月15日~9月27日
https://www.berlin.de/ba-steglitz-zehlendorf/auf-einen-blick/kultur/gutshaus-steglitz/ausstellungen/neo-rauch-der-beifang-1060628.php


Berlin Art Week 2021
9月15日~19日
https://berlinartweek.de