Warning: Constant WP_CRON_LOCK_TIMEOUT already defined in /home1/namiberl/public_html/wp-config.php on line 91

Warning: Constant AUTOSAVE_INTERVAL already defined in /home1/namiberl/public_html/wp-config.php on line 92

Warning: Constant WP_POST_REVISIONS already defined in /home1/namiberl/public_html/wp-config.php on line 93

Warning: Constant EMPTY_TRASH_DAYS already defined in /home1/namiberl/public_html/wp-config.php on line 94
ヨーロッパ(ドイツ国内外)のおすすめ展覧会情報 | MERZ - Part 2

展覧会情報 2019

展覧会ハイライト 2019 上半期

12月までの年間ハイライト作ろうと思ったけど上半期だけでもう疲れたので7月以降のハイライトや面白そうな展示などは後々追加していきます。自分が興味ある展覧会中心なので、絵画系多めです。備忘録です。


1月

Pierre Bonnard: The Colour of Memory
ピエール・ボナール 展
(1867~1947)

日本でも去年開催されたボナール展がイギリス、テートモダンで観れる。
ボナールが描く色彩の海に溺れたい。(もう疲れた)

期間:1月23日〜5月6日まで
場所:テートモダン ロンドン/UK
https://www.tate.org.uk/whats-on/tate-modern/exhibition/cc-land-exhibition-pierre-bonnard-colour-memory


2月

Planet 58.
Absolvent_innen der Kunstakademie Düsseldorf 2018
デュッセルドルフ芸術アカデミー 卒業生展示

2018年にアカデミーを卒業したアーティスト、およそ60人による展覧会。
展示されているのは絵画、映像、写真、インスタレーションなど様々。
卒業生といってもみんな30歳前後なので当然レベルもそれなりに高くて見応えもある

期間:2月8日〜3月31日まで
場所:K21(現代美術館)/ デュッセルドルフ
https://www.kunstsammlung.de/ueber-uns/presse-medien/detailansicht/news/vorschau-programm-2019-fuer-k20-und-k21.html


3月

 BMW Tate Live Exhibition : アンネ・インホフ (Anne Imhof .1978~)

ヴェネツィアビエンナーレ2017でドイツ館代表作家となり、金獅子賞を受賞したアンネ・インホフが初めてイギリスの美術館に登場。
ベルリン、ハンブルク駅現代美術館でのパフォーマンスも記憶に新しい。といっても2年前かな。

期間:3月22日〜3月31日まで
場所:テートモダン ロンドン/UK
https://www.tate.org.uk/whats-on/tate-modern/exhibition/anne-imhof

 

Anne Imhof 『Angst II』2016
Preis der Nationalgalerie 2015 受賞によるハンブルク駅現代美術館(ベルリン)での展示風景


And Berlin Will Always Need You
Kunst, Handwerk und Konzept Made in Berlin

ベルリンを拠点に活動する現代アーティストを特集した展覧会
出展アーティスト
Nevin Aladağ, Leonor Antunes, Julieta Aranda, Alice Creischer, Andreas Siekmann und die Arbeiterinnen von Brukman, Mariechen Danz, Haris Epaminonda, Theo Eshetu, Olaf Holzapfel, Dorothy Iannone, Antje Majewski und Olivier Guesselé-Garai, Willem de Rooij, Katarina Šević, 塩田千春, Simon Wachsmuth ,Haegue Yang

期間:3月22日~6月16日まで
場所:グロピウス・バウ ベルリン/ドイツ
https://www.berlinerfestspiele.de/de/berliner-festspiele/programm/bfs-gesamtprogramm/programmdetail_274526.html

『And Berlin Will Always Need You』より 塩田千春 展示風景


4月

ピーター・ドイグ 展 (Peter Doig.1959~)

みんな大好きピーター・ドイグ、初めてのオーストリア個展。
ホームページのサムネの新作がなんかもう壁画的な素朴さ出てて新境地開いてる感じ。
場所的にそんな大規模な展覧会ではないと思うけど行きたいなぁ。

期間:4月12日~6月16日まで
場所:Secession ウィーン/オーストリア
https://www.secession.at/exhibition/peter-doig/

Secession 展示風景


ミリアム・カーン展 (Miriam Cahn.1949~)
DAS GENAUE HINSCHAUEN

スイス出身の画家ミリアム・カーンはセクシャリティー、アイデンティティー、愛、権力、戦争など社会的な問題に向き合いながらテーマ性の強い絵画を描き続けている。
日本ではこれまでワコウ・ワークス・オブ・アートで展示。近年はドクメンタ14で注目を集めた。
同じスイス出身の建築家ピーター・ズンドーが設計した美術館も見所。

期間:4月13日~6月30日まで
場所:ブレゲンツ美術館 ブレゲンツ/オーストリア
https://www.kunsthaus-bregenz.at/ausstellungen/programm-2019/miriam-cahn/

ドクメンタ14  展示風景


Die jungen Jahre der Alten Meister
Baselitz – Richter – Polke – Kiefer

ドイツを代表する4人の巨匠、ゲオルグ・バゼリッツ、ゲルハルト・リヒター、ジグマー・ポルケ、アンゼルム・キーファーの初期作品に焦点を当てた展覧会。
1960年代の代表作およそ100点が展示されるというからもう見に行くしかない。

期間:4月12日~8月11日まで
場所:Staatsgalerie Stuttgart シュツットガルト/ドイツ
https://www.staatsgalerie.de/ausstellungen/vorschau-baselitz-richter-polke-kiefer.html

アンゼルム・キーファー ポンピドゥー・センター展示風景


石田徹也 展 ( Tetsuya Ishida.1973~2005)

31歳という若さで夭折した画家、石田徹也の海外初個展がスペイン、マドリードで。
2015年、ヴェネツィアビエンナーレを観た学芸員の目に止まりこの個展が実現したそう。
日本社会が抱える闇を繊細なタッチで鋭く風刺した絵画。今こそ観るべき。

期間:4月11日~9月6日まで
場所:ソフィア王妃芸術センター マドリード/スペイン
https://www.museoreinasofia.es/en/exhibitions/tetsuya-ishida

ヴェネツィアビエンナーレ2015  展示風景


アートケルン (Art Cologne)

ドイツで最も歴史があり、重要なアートフェアがこのアートケルン。
アートというと今でこそベルリンというイメージが強いが、このアートフェアが発足した70年代はケルン、デュッセルドルフがアートの中心地として機能していた。
歴史があるだけにWhite Cube、David Zwirnerなどのメガギャラリーも名を連ねている。


期間:4月11日~4月14日まで
場所:Koelnmesse ケルン/ドイツ
http://www.artcologne.de


Andreas Mühe 展 (1979~)
Mischpoche

期間:4月26日~8月11日まで
場所:ハンブルク駅現代美術館 ベルリン/ドイツ
https://www.smb.museum/museen-und-einrichtungen/hamburger-bahnhof/ausstellungen/detail/andreas-muehe.html


Monika Baer 展 (1964~)

Monika Baer はキャンバスに空き瓶をくっつけたり、キャンバスを蜘蛛の巣のように切ったり、具象的な絵も描いたりと、正直よくわからない。けどわからないから気になる。

期間:4月30日~6月16日まで
場所:ボン美術館 ボン/ドイツ
https://www.kunstmuseum-bonn.de/nocache/ausstellungen/aktuell/info/monika-baer-3625/


5月

アイ・ウェイウェイ展 (Ai Weiwei.1957~)

期間:5月18日~9月1日まで
場所:K20 デュッセルドルフ/ドイツ
https://www.kunstsammlung.de/ueber-uns/presse-medien/detailansicht/news/vorschau-programm-2019-fuer-k20-und-k21.html

K20 展示風景


ルドルフ・スティンゲル展 (Rudolf Stingel.1956~)

ニューヨーク在住のイタリア人アーティスト、ルドルフ・スティンゲルのヨーロッパ初の美術館個展がFondation Beyeler(バイエラー財団美術館)で開催。
スティンゲルは絵画というメディアに対して徹底的に批評的であり、「今日、絵画になにが可能か」という問いに対して真っ向から取り組んでいる。
彼の描く「コンセプチュアル・ペインティング」が観れる貴重な機会。必ず足を運びたい。


期間:5月26日~10月6日まで
場所:Fondation Beyeler リーエン(バーゼル近郊)/スイス
https://www.fondationbeyeler.ch/stingel/


ヴェネツィアビエンナーレ 2019

100年以上の歴史を誇り、第58回目となる世界的な国際展ヴェネツィアビエンナーレ。
今回の日本館代表作家は下道基行、安野太郎、石倉敏明、能作文徳。キュレーターはキュレーターは服部浩之。
ドイツ館代表作家はブレーメン芸術大学の教授でもあるNatascha Süder Happelmann。


期間:5月11日〜11月24日まで
場所:ヴェネツィア/イタリア
https://www.labiennale.org/en/art/2019


6月

アートバーゼル (Art Basel)

バーゼルで毎年開催される世界最大級のアートフェア『アートバーゼル』
ギャラリーブースの他に展示形式の会場があったりと、純粋にアート観賞としても楽しめる。出展作家もかなり豪華。ただスイスの物価はえげつないので注意。

期間:6月13日~6月16日まで
場所:Messe Basel バーゼル/スイス
https://www.artbasel.com/basel

アートバーゼル2016 塩田千春


Karin Kneffel 展 (1957~)

ドイツでは珍しい写実的な絵画を描くKarin Kneffel。
けれどもそこはやはりドイツ、シュルレアリスム的な要素を加えたり、水滴を描いてレイヤーを操作したりと絵画に対しての批評性は忘れない。
デュッセルドルフ芸術アカデミー時代、ゲルハルト・リヒターのもとで学んだだけあって
リヒター的なアプローチが随所に見られる。
現在はミュンヘン芸術大学の教授も務めている。

期間:6月22日~9月29日まで
場所:ブレーメン美術館 ブレーメン/ドイツ
https://www.kunsthalle-bremen.de/de/view/exhibitions/exb-page/karin-kneffel

Nami
2015よりドイツ在住。現在はドイツの美大に在学中。 主に絵画のことについて。